写真を撮っていてわかってきたこと。

写真を撮り始めて5年ほどになります。最初はコンデジから初めて、ネオ一眼、デジタル一眼レフとステップアップしてきました。


僕が使っているカメラとレンズ。



そこで思うのは、良いカメラ、良い機材だから「良い写真」が撮れるわけではないということ。



僕はコンテストに入選しようと頑張って来ました。しかし、入選したのは1度だけ。自分で「良い写真」が撮れた!!と応募しても結果は落選。僕が思っていた「良い写真」というのは構図が良くて綺麗な写真、万人受けしそうな写真。要はちょっとした知識とカメラがあれば撮れるような写真。

でも僕自身はそのような写真が「良い写真」だと信じてやまなかったので、構図のことばかりを考えて後は誰でも撮れるような写真で満足していたわけです。では、「構図の良い写真」が「良い写真」なのか?僕は違うと思います。それは単なる自己満足ではないでしょうか。。


写真はビデオと違い動きませんし、音も出ません。ビデオのほうが便利なのに写真を撮る人は多くいます。それは写真がたったの一枚だけで伝える、語ることのできる唯一のメディアだからではないでしょうか?


『写真を見ればその時のことが蘇ってくる。』こんな言葉を耳にしたことがあります。それはその写真から撮った人の意図、気持ち、魅せたいもの、被写体の気持ちが伝わってくる写真だからです。

これが本当の『良い写真』だと僕は思います。でもそんな写真、簡単に撮れません。僕も撮れません。

だから、どんなカメラでもまずはその写真を見た人に何を伝えたいのかを考えながら撮ってみてください。


きっと、「良い写真」が撮れるはずです。